先日、2回目の「子の良縁を願う親御様懇談会」が開催されました。
【我が子の幸せのため】
という共通の思いを抱く親御様たちの集まりだからこそ、
情報交換だけではなく、悩みや迷いの相談もふくめ、有意義な話し合いができたようです。
お手伝いさせていただいた私たちにとっても、充実感がありました。
昨今、晩婚化や生涯未婚率の上昇がさまざまなニュースで取り上げられています。
生涯未婚率とは50歳の時点で一度も結婚をしていない人の割合のことです。
2010年は、男性の5人に1人、女性の10人に1人が50歳の時点で未婚。
これが2030年には男性の3人に1人、女性の5人に1人が未婚となるだろうと予測されています。
にわかには信じがたいかもしれません。
いつかは結婚できるだろう。
男女共に若い頃は、 そう考えてしまいがちです。
・仕事もあるし、収入も安定している。
・やりたいことがたくさんあり、趣味も充実している。
・友達と過ごす時間が楽しい。
確かにそうかもしれません。
独身生活ならではの素晴しさもあることでしょう。
でも、誰にも等しく、時間は一日一月一年と確実に過ぎていきます。
いつまでも若いわけではありません。
結婚を真剣に意識したとき、自分の身の回りには思ったよりもはるかに
「結婚できそうな異性」が少ないことに気がつきます。
そして、慌てたように「婚活」に動きだす…
これが現在の「お見合いパーティ」や「街コン」、そして「結婚相談所」の人気に繋がっています。
でも、このような未婚であることに危機感を抱き、自分の意思で「婚活」を
おこなっている人たちはまだよいのです。
気持ちも行動も前向きなだけに、良縁に恵まれる可能性はじゅうぶんにあります。
問題は、気持ちも行動も後ろ向きな人たち、なのです…
<親のツトメ②につづく>