豆は「魔滅」に通じ、邪気や悪鬼を祓うものとされてきました。 川越氷川神社では昔から、六月一日は「豆万度(まめまんど)」の日とされ、 この日にお参りすると一万度の参詣にひとしいご利益があるとされています。
この日、境内には南町(現在の川越市幸町)の老若男女が相揃い参詣し、 境内にむしろを敷き、炒り豆を食べながら酒を酌み交わしました。 幸町の氏子による参詣は今も引き継がれ、脈々と続いています。 当日は朝9時から10時頃まで、どなたにも炒り豆をお配りします。