東日本大震災。
あれから6年が経ちました。
もう、なのか。
まだ、なのか。
過ぎし時間の感覚は人それぞれ。
被災された方々だけでなく、日本中の人たちがいろいろな感情を抱いているとことと思います。
平成23年3月31日。
震災の20日後に結婚式を挙げたあるご夫婦がいらっしゃいました。
当時、ご新郎は72歳、ご新婦は55歳。
お互いに生がある「今」に感謝をして、
これからの人生のためにしっかりとけじめをつけるために結婚式を挙げることにした、
そうおっしゃっていたことを思い出します。
縁があり結ばれたおふたり。
そして、おふたりの近しい人達がその誓いを見守る。
本当に温かな雰囲気に包まれた素敵な結婚式と披露宴でした。
いろいろなことが重なり、悩むことが多かった私たち氷川会館のスタッフもおふたりの笑顔にずいぶん救われました。
幸せの連鎖。
人の幸せそうな笑顔を見て嬉しい気持ちにならない人はいません。
そう、結婚式には人を元気にさせるチカラがあります。
楽しいことも、
嬉しいことも、
辛いことも、
人はたくさんの思い出を抱えつつ、それでも前を向いて歩いていきます。
6年前、あのご夫婦の結婚式を見て、元気づけられた私たちがいたように、
これからもまた、結婚式をとおしてたくさんの人たちに元気と、
そして幸せを届けたい。
心からそう願っています。