オリーブの樹

オリーブの樹

氷川会館の正面にどっしりと構えるオリーブの樹。
ずいぶん昔からあるような風格ですが実は去年の夏に植えられたものです。

元々スペインにあった大木を移植したのですが、重量約2tという大変な重さのため
かなり大掛かりな作業となりました。
ちなみに樹齢は350年。
オリーブは生命力の強さが特徴で世界には樹齢3000年という樹もあるそうです。
なお、日本生まれのオリーブとしては神戸の湊川神社の樹齢百数十年が最古といわれています。

オリーブは乾燥や寒さにも強く、常緑樹のため一年中緑が楽しめます。
もちろん実も食べられます。
今年もつい先日、一回目の収穫を行いました。
しばらく塩漬けにして、クリスマスシーズンのメニューには「氷川で採れたオリーブの実」としてお出しさせて頂く予定です。

古くから「平和の象徴」「幸せを呼ぶ」として世界中で大切に扱われてきたオリーブの樹。
結婚式・披露宴という人生最良の幸福のステージでもある氷川会館のシンボルツリーには相応しいと思います。
この先もずっと氷川会館の入り口でたくさんの幸せを見守ってくれることでしょう。