年の瀬

賑やかだったクリスマスも終わり、いよいよ平成23年もラストウィークです。
まさしく「年の瀬」ですね。
ん…?
そういえばこの時期よく使われるこの言葉。
はたして「年の瀬」っていつからいつまではいうのでしょうか。
気になって辞書を引いてみると、
「年の瀬・・・年の暮れ・年末」
とあります。
それは分かるのですが、なんとなくスッキリしません。
もっと具体的に知りたいのです…が。
残念ながら調べてもなかなか明確な答えは見つからず。

そもそも「年の瀬」の「瀬」は川の流れの早いところや海の潮流を意味します。
一年の終わりの慌ただしさを川や潮の流れの早さに例えたのでしょうか。
あるいは「瀬」を越えないことには溺れてしまい生きることができない、
つまり新しい年を迎えることができない。
そこに例えたのでしょうか。
なんだか深いですね。

川越氷川神社も新年を迎える準備を始めました。
地域によって違いはありますが、お正月飾りは28日を迎えるまでに飾るべきといわれます。

31日だと「一夜飾り」となってしまい葬式と同じになってしまう
30日は旧暦の大晦日、31日と同じ意味になってしまう
29日だと語呂合わせで「苦」に通じてしまう

昔の人は生活のなかで本当にいろいろなことを考えながら生きていたんですね。

さて、正月飾りといえば川越氷川神社には面白い?言い伝えが残されています。
長くなりましたので次回紹介させて頂きます。