つい数日前まで満開だった桜も、昨晩から今日にかけての雨でほとんど散ってしまいました。
まさしく「花散らしの雨」です。
毎日、研究所の窓から桜を眺めているだけで、ウキウキと陽気な気持ちになれましたので、
なんだか急に寂しくなりました。
川越は今年、市制施行九十周年ということもあり、春まつりも例年より催しが多かったようです。
新河岸川の舟遊も例年の二日間だけではなく、さらに二日間、夜桜舟遊で行われました。
夜の桜も昼の桜とはまた違う趣があります。
幻想的で幽玄な世界が広がります。
私は新河岸川と伊佐沼のほとりをいつも通るのですが、どちらも川越を代表する桜の名所、
毎日たくさんの方々が花見に訪れていました。
今年は自粛ムードが強かった去年のぶんも合わせて桜を楽しんだ方が多かったのかもしれません。
個人的には満開の桜も好きなのですが、桜が散る光景のほうが好きだったりします。
桜吹雪、桜の絨毯…
なんともいえぬ儚さ…
桜が散ると春も終わったような気持ちになります。
いやいや、違うのです。
平成二十四年、氷川の春はまだ終わりません。
来週は、川越氷川神社ご縁日です。
素敵なご縁に恵まれて、素敵な方々が集まります。
是非、皆様も素敵なご縁を探しに来てください。