夏至

今日は一年で昼の長さがもっとも長い「夏至(げし)」でした。
二十四節気の十番目。
しかし、夏至は日本だけの話ではありません。
夏至では太陽が北回帰線上にあるため、北半球では昼が最も長く、夜が最も短い。
つまり北半球の国々における共通の現象というわけです。

 

 

 

 

 

 

ポーランドの夏至祭の様子です。
日が暮れた頃、空に向けて八千以上のランタンを浮かべます。
幻想的ですね。
日本でも数年前から夏至と冬至の日に「百万人のキャンドルナイト」 などの取り組みが行われています。

ちなみに…
古来の日本では日照時間が一番長い日だからこそ、農作物の豊作を祈願する
最適の日として、各地で夏至を祝う祭が行われていたようです。
日本人は太陽とともに生活し、太陽を信仰の対象としてきました。
私たちの命の本(もと)は太陽(日)であるということを信じ、そこから「日の本」という言葉が生まれてきた。
「日の本」つまり「日本」ですね。

夏至という日に、あらためて太陽の恵みに感謝すること。
これも日本人としてのココロの原点なのではないでしょうか。