突然ですが、あなたの「ふるさと」はどこですか?
今、住んでいるところが「ふるさと」という人。
今、住んでいるところとは別の土地が「ふるさと」という人。
皆さん、それぞれですよね。
学校、仕事…
私たちは年齢を重ねるにつれ、一日あるいは一年の大半の時間を
ふるさとではない土地で過ごすことが多くなります。
その土地で過ごす時間が長くなればなるほど
つい、ふるさとへの愛着も薄れがちに。
《ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな》
石川啄木の詩です。
そこにあるだけで心を癒してくれる、ふるさとの山とは本当にありがたいもの。
そんな意味です。
確かに都会は便利です。
でも、 便利だから素晴らしいというわけでもない。
多少不便でも、ふるさとには、その土地ならではのよさが必ずあります。
美しい風景。
歴史のある街並み。
美味しい食べ物。
楽しいおまつり。
素敵な人たち。。。
あなたも本当はそれを知っているはず…
この町に生まれ、この町に育ち、この町で出会い、この町で結婚をし、この町に暮らす。
川越氷川神社は、千五百年もの間、川越という土地で数えきれないほどの
さまざまな縁をしあわせに結び、大事に見守りつづけてきた神社です。
人の縁は、男女が結ばれることで、ずっとつながってきました。
その縁があって、いま私たちはここにいます。
「結婚」という人生の大切な節目を迎えるとき。
あなたにとっての「この町」を思い出してみてください。
きっと「ふるさと」があるということの幸せに気づくことでしょう。