あの日から、

3年が経ちました。
この時間を短いと感じるのか、
長いと感じるのか。

たくさんの人たちの、人生の節目に携わる仕事をしている者として、
あの日のキオクを忘れないために。
2011年3月31日に、別の場所で書いたブログを転載させていただきます。

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先日、72歳のご新郎と55歳のご新婦のご婚礼をお手伝いさせて頂きました。

ごく限られたお身内だけのご招待でしたが、
とても温かい空気に包まれた素敵な式と披露宴でした。
この新郎新婦は、震災があってから式を挙げることを決められました。
お互いに生がある「いま」に感謝をして、これからの人生のために
しっかりとけじめをつけることにされたそうです。

縁があり、結ばれたふたりが絆を固める。
そして、ふたりの近しい人達がその誓いを見守る。

こんなときだからこそ、結婚式が必要だと私は思います。
人の幸せな様子を見て嬉しい気持ちにならない人はいません。
幸せと笑顔の連鎖。
きっと結婚式にも日本を元気にさせるチカラがあるはずです。

そういえば、川越市内もボチボチと桜が咲き始めているようです。

さくらは、新しい門出をお祝いするように咲いていて
さくらは、春の神様をお迎えするように咲いていて
さくらは、人々が集まってくれるように咲いていて
みんなを幸せ色に染めてくれます

桜にも、日本を元気にさせるチカラはありますね。
早く満開の桜が見たいものです。

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あの日から、3年。
「いま」も、結婚式を挙げられる新郎新婦がたくさんいらっしゃることに、
そして今年も咲いてくれる桜に、感謝です。