下中菜穂 ~紋切りあそび~

下中菜穂 ~紋切りあそび~

今回のご縁市では、子供はもちろん大人も楽しめるさまざまなワークショップが予定されています。
そのひとつが、造形作家である下中菜穂さんの「紋切りあそび」です。

江戸時代から庶民の間で愛されてきた娯楽「紋切りあそび」。
紙を折って、型通りに切り抜き、そっとひろげれば、そこに美しい紋の模様があらわれます。
下中さんは、忘れられつつあった「紋切りあそび」の復興と新しい可能性の発見に力を注いでおり、
「紋切りあそび」をとおして「かたち」に込められた祖先の暮らしぶりや文化、自然観などを紹介。
文様を暮らしのなかで楽しむ生活文化を現代によみがえらせるべく活動をされています。

ワークショップでは、下中さんと一緒に「紋切りあそび」を体験していただきます。
13時から14時までの間に、1回8名で計4回おこなう予定です。
参加費は折紙・資料代込みで500円。
場所は、氷川会館1階のむすびcaféになります。
予約制ではなく、当日受付のみです。

紙を折って、切って、開く、という実にシンプルな遊びなのに、何度も何度もやりたくなってしまう。
「紋切りあそび」の魅力をご縁市で体験してみませんか?

 

下中菜穂(しもなかなぼ)

~プロフィール~
造形作家、出版業、東京造形大学講師。
「紋切りあそぴ」に関する本の出版、国内外でワークショップや展覧会を開催。
東北地方の「きりこ」三河地方の神楽の切り紙、中国の「窓花」など『暮らしと切り紙』を
めぐるフィールドワークを続ける。
福岡アジア美術館 世田谷生活工房で「窓花 中国の切り紙 暮らしのフィールドワーク展」を
企画開催。
「一本の樹プロジェクト」「くさっぱら公園」など、
身近な自然や暮らし、町づくりに関わるプロジェクトを「ものづくり」の視点から展開。
1960年千葉県生まれ。