素材と素材のあらたな「ご縁」

素材と素材のあらたな「ご縁」

この画像にある作品、お菓子のようで、形も色も様々ですが、

どんな素材で出来ているかと言うと…それは「おがくず」なのです。

なんということでしょうか。もはや、おが「クズ」とは呼べません。

こちらの作品は木工作家の西浦裕太さんが、この度のご縁日で

ご出品いただくにあたり、特別に製作いただいた作品なのです。

おがくずを樹脂と、黄土•ベンガラ•石灰•黒土といった土石類とを混ぜ、

写真のような、色とりどりのきれいな「おがくず」に仕上げています。

木工ではおがくずは製作の度に排出されるもので、そのおがくずが今回、

あらたな素材と巡り合えたことにより、ご縁がひとつの形になりました。

また、干菓子、ボタン、木の実などをモチーフに「縁結び」をもとに

した形、紋様を型取り、石膏に押し込みひとつひとつ作っているそうです。

アクセサリーやオーナメントにお使いいただくと、素敵に映えそうですね。

また、いくつかの作品には数字が刻印されていて、結婚や交際の記念日、

もしくは個人的な思い入れのある数字に出会えるかもしれない、という

なんとも素敵な「ご縁」のきっかけもあるそうなので、非常に楽しみです。

 

わたくし今回の素材が「おがくず」と聞いて、思わず触ってみたくなりました。

私も気になる!触ってみたい!という方は西浦さんめがけて直行をオススメいたします。