天王さまの結び
総角結び/八坂紋の結び/男結び
川越氷川神社境内に鎮座する八坂神社の例大祭(七月十四日)は、古くから
「天王(てんのう)さま」と呼ばれ親しまれています。
御神輿と神職・巫女・獅子頭・天狗様が一日かけて氏子各町内を巡ります。
迎える氏子が胡瓜を持参し、御神輿に供えられている胡瓜と交換する「胡瓜とっかえ」が特徴です。
その胡瓜を食べると、夏を元気に過ごせると信じられてきました。輪切りにした胡瓜の断面が八坂神社の神紋に似ていることから、
川越地方の旧家では今でも胡瓜を輪切りにせず、
縦に切って食べる風習も残っています。
なお、「胡瓜とっかえ」は氷川神社境内でも行っています。
「まもり結び」とは、季節の移りかわりを身近に感じながら
日々を平穏に過ごしていただけるように、月ごとの年中行事を「結び」に表現した
川越氷川神社オリジナルのお守りです。
ひとつひとつ神職がココロを込めて丁寧に結び、お祓いをしています。
手作りのため、毎月50体のみの頒布です。