Marriage Isn’t For You

海外のあるサイトで、「結婚」について実に興味深いことが書かれていました。

セスさんという男性には、長年付き合ってきたキムさんという恋人がいました
セスさんは、彼女との結婚を意識するほどに、不安と恐怖に襲われるようになったそうです。

僕は準備ができているのか?
僕の判断は正しいのだろうか?
キムは正しい相手なんだろうか?
僕を幸せにしてくれるのだろうか?

ついに抑えきれなくなったセスさんは、その悩みを自分のお父さんに打ち明けました。
するとお父さんからはこんな答えが返ってきました。

「セス、君は自分のことしか考えられなくなってしまっているね。
結婚は君のためのものではないんだ。
自分を幸せにするために結婚するのではなく、相手を幸せにするために結婚するんだ。
さらに言うと、今後の家族を幸せにするために結婚するんだ。
親族にまつわるような、ばかげたことを言ってるんじゃない、将来の君の子供たちのことだ。
子供たちを誰と一緒に育てるのか?
誰の影響を子供たちに与えていきたいのか?
結婚は君のためではない。結婚は、君が愛する人のためのものだ」

その言葉に心が震えたセスさんはこう思いました。

「僕は彼女を幸せにしたい。
毎日笑顔をみたい。そして笑わせていたい。
お互いの家族の一部になりたい。
僕たちの家族をつくりたい」

そして、まもなくキムさんと結婚し、いまも幸せな夫婦生活を送っているそうです。

 

お父さんの言葉、実に深いですね。

もちろん、セスさんにとっての愛する人とは、キムさんです。
でも、本当はセスさんが愛する人はほかにもいるはず。
自分のお父さんお母さん。
彼女のお父さんお母さん。
そして、いつか生まれくる自分たちの子供も。。

ふたりの結婚は、たくさんの幸せをもらたしました。

人間社会の中で一番小さな組織である「家族」をつくるのが結婚です。
家族が幸せでいることは、自分にとっても幸せなこと。
自分が幸せになるためではなく、あなたが愛する人たちの幸せのために。

「結婚は自分のためのものではない」

私たち、川越氷川神社もそう信じています。

既婚の人、
未婚の人、
もうすぐ結婚する人、
そしてまだ結婚には早い年齢の人も。
皆さんにぜひ知っていただきたい私たちの「想い」がここにあります。

「親を幸せする結婚式。」