時間の過ごし方

12月もいよいよ折り返し地点。
いよいよ今月、いや今年のゴールが近づいてきました。
早いですね…
なぜでしょう、年々時間が経つのを早く感じるようになりました。
でも、それはきっと私だけの感覚ではないはず。
ちょっと面白い話がありました。

人間の脳は新しい情報を受け取ると、まず情報を理解しやすい形に整理しなおします。
既になじみのある情報を処理するときは、そんなに時間がかからない一方、
新しい情報の処理はどうしても遅くなり、そのために時間が長く感じられます。
つまり、年齢を重ねて新しい情報があまり入ってこなくなると、時間が経つのが速く感じるようになるというわけです。

そういえば子供の頃って、1日が長く感じられたような気がします。
毎日毎日、学校の授業も放課後の遊びも新しい発見の連続でしたよね。
常に新しい情報ばかりで、脳もフル回転していたのでしょう。
でも大人になった現在は…

年齢を重ねて経験が増えたぶん、どうしても知っていることが多くなります。
よく言うこところの「刺激がない毎日」というヤツです。
でも、これはいけませんね。
毎日が楽しく充実していると感じている人ならば、きっと子供の頃と一緒。
1日を長く感じながら過ごしていられるのではないでしょうか。

1日24時間、1年365日。
確かに時間は誰にでも平等です。
でもその限られた時間をどのように使うのかは「自分次第」。
残された2011年の僅かな時間も、永く感じながら過ごしたいものです。