七草粥

新しい年を健やかにお過ごしのことと存じます。

年が明けてからあっという間、早いもので平成24年も1月7日になりました。
今日は人日の節供です。
五節供の一番目の節供であり、文字どおり 「人の日」の意味をもちます。

もしかしたら「七草粥を食べる日」 と言われたほうがピンとくる方は多いかもしれません。

旬の生き生きとした野草を食すことで、自然の新たな生命力を体内に取り入れ、
一年の無事を祈る、七草粥。
ちなみに七草とは、

芹(せり)
薺(なずな)
御形(ごぎょう)
はこべら
仏座(ほとけのざ)
菘(すずな)
須々代(すずしろ)

が一般的です。

けっしておいしい御馳走というわけではありませんから、私も子供の頃はちょっと苦手でした…
でも、七草粥にはお正月の御馳走に疲れた胃腸を休め、どうしても野菜が不足しがちな冬場に
ビタミンなどの栄養素を補うという意味もあります。
大人になった今こそ、よりしっかりと食べなければいけませんね。

朝、七草粥を食べ忘れてしまった方は是非、今晩召し上がってください。
家族皆が、今年一年を無病息災に過ごせるよう願いながら…