成人奉告祭

新成人を迎えた皆さまおめでとうございます。

本日は晴天に恵まれて、川越氷川神社の境内も晴れ着姿の女性やスーツ姿の男性が多く見受けられました。
ご本人はもちろん同行されているご家族の皆さまのとても嬉しそうな笑顔が実に印象的です。

さて、男女共に満20歳になりましたら、氏神様にお参りをして、神様に自分の成長を感謝し、無事大人の仲間入りができたことを奉告します。
それが「成人奉告祭」です。
古来、 成人を祝う儀式は、古くは男子の元服、女子の装着(もぎ)などで自主独立を促すものでした。
現代では二十歳ということなりますが、ただ年令が二十歳に達したからというものではなく、
自分の行動全てに責任を持たなければならない立場になったことを自覚する節目なのです。

大人として、そして社会の一員としての責務を果たす…

言葉にするとなかなか重たいものですね。
でも、まずはそう難しくは考え過ぎずに、今日まで育てていただいた両親や家族、
そして近所の方々にあらためて感謝をしてみることから始めましょう。
今の自分があるのは、多くの人たちの支えがあったことに気が付くはずです。
そのうえで、これからの自分の人生の志を立ててみる。
それはきっと大人への第一歩です。

長い人生、いろいろなことがあります。
誰にも、これまでよりももっとたくさんの出会いが待っています。
良きご縁に恵まれ、幸せな毎日を送ることができるように。

新成人の皆様のますますのご健勝とご成長をお祈りしております。