昨晩から今日の未明にかけて、日本中でたくさんの人たちが夜空を見上げていたのではないでしょうか。
ふたご座流星群です。
多いところでは1時間に20個以上の流れ星が見れたとか。
私も、寒さに震えつつ家のベランダから空を眺めていましたが、残念ながらひとつも見つけられず。
とはいえ、20分間位で断念した根性ナシなのですが…
流れ星の正体は何かというと、実は宇宙にただよっている星屑なんですよね。
その大きさはほんの小石ほど。
まさに「星の屑」です。
そのような星屑が、地球の空気の層の中に飛び込んでくると、空気とこすれあって、
温度が高くなり、燃えて光を出します。
それが、流れ星です。
宇宙って不思議ですね。
「流れ星が消えるまでに願いごとを3回唱えると願いが叶う」
子供の頃から、そう聞かされてきた人は多いと思います。
流れ星を見つけることでさえ、大変なことなのに、あの短い時間に3回。
なんとも高いハードルです。
それにしても、人はなぜ夜空に流れる一筋の光に願いをかけるのでしょう。
昔の人たちは流れ星のことを、
「天に住んでいる神様が、地上をのぞこうと窓を開けた光」
と考えていたそうです。
つまり、流れ星に神様の存在を感じていた。
神様に願わんとしていたわけです…
科学の力でなんでも解明されてしまう現代とは違い、
昔の人たちはやっぱりピュアで、そしてなんともロマンティックですね。
でも、それがいいんです。
流れ星を見つけたら、ドキドキするココロは昔も今も変わりません。
「流れ星が消えるまでに願いごとを3回唱えると願いが叶う」
だからこそ、こんな素敵な言い伝え、未来の子供たちにも伝えていきたいものです。
さて、今日も満天の星空です。
大切な人と一緒に、流れ星を見つけて、
今、ふたりがこの星に生きていることを感じてみましょうか。